森の思考」vol.21|土を耕すように──継続と深化のプロセス 森の生命力は、一夜にして作られるものではありません。雨が降り、太陽が降り注ぎ、風が吹き、落ち葉が朽ちて土に還る。そうした日々の、目には見えないけれど地道な営みが、何十年、何百年とかけて積み…
「森の思考」vol.18|森の深呼吸──「あるがまま」を受け入れる時間 日々の忙しさに追われていると、ぼくたちは時に、 自分がどこへ向かっているのか、 何を感じているのか、 さえも見失いがちです。 まるで、高速で走り続ける電車に乗っているように、 景色は流れていくけ…
「森の思考」vol.17|ひとり、だけど、ひとりじゃない。森が教える、見えない「つながり」の力 近年、ぼくたちの社会では、 個人事業主やひとり社長、フリーランスといった、 いわゆる「ひとり事業」を営む人が急速に増えてきました。 総務省の労働力調査によれば、 2020年には役員を除く自営業主が3…
「森の思考」vol.16|生成AIと「自律性」──森が教える対話のゆらぎ 深い森の中を歩いていると、 それぞれの木々が、それぞれに光を求め、根を張り、 互いに影響し合いながら、複雑な生態系を織りなしていることに気づく。 一本の木に、誰かが「もっと大きく育て」と命じる…
「森の思考」vol.15|目に見えない「根」と、巡る「パターン」 先日、クライアントさんとのメンタリングでした。 事業の具体的な進め方や方向性、 コミュニティメンバーとの関係性、 お店のルール作りといった話を進めていました。 その上で、ぼくたちが対話したのは…
「森の思考」vol.14|お金は水のように──育む事業と循環する価値 世の中のSDGsの動きを見ても 近代ビジネスにおける 売上をひたすら上げ、利益を追求する結果/成果主義が、 もはや持続可能ではないことは明らかです。ビジネスにおいて、顧客から搾取する勢いで買わせた…
「森の思考」vol.13|呼び込みではなく、育む関係性──顧客との共生を考える 春の畑で、菜の花が黄色い絨毯のように広がっていた。 蜜を求めてミツバチがぶんぶん飛び交い、 アゲハチョウがひらひらと舞う。花の蜜は、虫たちにとってのご馳走であり、 虫たちは、花粉を運ぶことで受…
森の思考|vol.12 巡る季節と身体の響き──事業という営みもまた然り 6月を前に、暑い日も寒い日もあり 自然の複雑さを感じるこの頃。今日は朝から雨が続いている。 畑の土は水分をたっぷり吸い込み、 植物たちはその潤いを喜んでいるように見える。日差しが恋しくなる一方…
森の思考| vol.9境界のあわいに立つ ぼくたちは、いつも「どちらか」を選ぶように迫られている。右か左か。勝つか負けるか。成功か失敗か。でも実際のところ、世界はそんなにシンプルじゃない。「どちらとも言えない」「そのあわいにいる」 …
森の思考 vol.8|森のような営みが、社会とつながるとき ─『Qualitas』掲載によせて 先日、『Qualitas』というビジネス誌の取材を受けました。テーマは「生き方とビジネスのつながり」。そして、なぜ今、「森のようなひとり事業」という営みをしているのか。 取材の依頼をいただいたとき、…