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森の思考 vol.23|心に宿るリズム──「心臓」というもうひとつの脳

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森の思考 vol.23|心に宿るリズム──「心臓」というもうひとつの脳

森の思考 vol.23|心に宿るリズム──「心臓」というもうひとつの脳

2025/06/25

ぼくたちの胸の奥では、
いつも静かにひとつの拍動が続いている。


それが、心臓のリズム。


当たり前のようでいて、奇跡のようなその営みは、
ただ生きているというだけではない、

もっと深い意味を持っている。

 

たとえば森の中で深呼吸をしていると、
心臓の鼓動がふっと静かに
なっていくような瞬間がある。


呼吸と心拍が自然にそろって、
なにかが「整う」感覚。

この状態は、「コヒーレンス(coherence)」と呼ばれていて、
心臓・感情・神経系が調和したときに訪れる。


それは、ただのリラックスではなく、
自分の中心に戻ってくるような、深い整い。

 

 

 

創造も判断も、整ったリズムから

 

このコヒーレンスの状態は、
ただ心地よいだけではなく、創造的でもある。


事業の設計や、コンテンツを生み出すような知的活動、
あるいは日々の暮らしで大切な判断をするときにも、
この整ったリズムから始めると、不思議と流れが変わってくる。

 

心臓はただ血を送るポンプではなく、
感情や直感、そして人とのつながりに関わるもうひとつの「脳」。

その拍動は、脳よりも先に「わかっている」ことがある。

 

 

たとえば、こんなことがある。
お昼にAセットのハンバーグか、
Bセットのオムライスかで迷って、
どちらも魅力的で頭では決めきれないとき、
胸にそっと手をあてて、心臓のリズムを感じてみる。

すると、どちらかを思い浮かべたときに、
心臓がふわっと動いたり、静かになったり、
反応が変わることがある。

そんなとき、ぼくはそっちを選ぶ。

心臓の鼓動は、言葉にならない「本音」や「欲求」を
そっと伝えてくれているのかもしれない。


 

1分間の感謝がめぐる

実は、心臓から送り出された血液が全身をめぐり、
また心臓に戻ってくるまで、約1分間かかると言われている。

その間、胸に手をあてて、
「生きている」ことにただ感謝してみる。

すると、その感謝は血液とともに、
全身にゆっくり広がっていくような気がする。
 

 

身体で決める、という選択肢

 

頭で考えることも大事だけど、
それだけでは見落としてしまう「確かな感覚」がある。


それは、身体全体がもっている知性。
身体知と言われるもの。


選択に迷ったとき、やるべきことがわからなくなったとき、
ぜひ心臓に手をあててみてほしい。
 

事業においても同じだと思う。

次の企画をどうするか、誰と組むか、何に力を注ぐか──

数字や効率だけでは決められないことはたくさんある。
そんなとき、心のリズムに戻ってから考えると、
身体の奥から、「こっちだよ」と
静かに教えてくれることがある。
 

森に戻るように。
整った心臓の拍動に戻るように。

 

今日、ほんの1分間でもいい。
胸に手をあてて、その静かな拍動に耳を澄ませてみてください。

そのリズムは、きっとあなたの事業や暮らしを支える
「もうひとつの羅針盤」になってくれるはずだから。

 

 

今日の問い

今、あなたの心臓が感じていることに、耳を澄ませていますか?

 

 

理論背景・参考文献

HeartMath Institute(ハートマス研究所)

心臓と感情のコヒーレンス(coherence)の研究

 

ポリヴェーガル理論(Stephen Porges):

心拍変動と安心・社会性の神経生理学的つながり

 

HRV(心拍変動)とレジリエンス研究

McCraty, R., Shaffer, F. (2015) “Heart Rate Variability: New Perspectives on Physiological Mechanisms, Assessment of Self-regulatory Capacity, and Health Risk.”

 

身体知(Embodied Cognition)

身体と感情・意思決定のつながり

 

Goleman, D.『EQ こころの知能指数』

感情知性と身体的反応との関連

 

The Heart's Code(Paul Pearsall):

心臓の記憶・直感・エネルギー場に関する理論的探求

 


 


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